2025.01.27
仕事
「部下の宿命は上司を追い越すこと」tttが考えるマネジメントの本質とは?
tttの岩尾幸太です。
皆さんは、あの人の下で働いたら成長できそう
上司を選べたらいいのにな
そう思ったことありませんか?
自分はマネジメントしている立場ですが、僕のもとで一緒に働く人には
「この人のもとで働くのが一番おもしろい」
そう思ってもらえるように日々コミュニケーションをとっています。
そんな自分が考えるマネジメントの本質ってなんなのか、言語化してみました。
マネジメントって何すればいいの?
入社して4か月目の自分にtttはマネージャーというポジションを
挑戦する機会を与えてくれました。
悲願のマネージャー。「やったるぞ」という気持ちでしたが、ふと冷静になると
あれ?マネージャーって何すればいいんだ?部下を管理すればいいのか?
よくわかってないままのスタートでした。
最初はとにかく上司の発言や部下との接し方を真似しては自分なりにやってみての
繰り返しでした。
当時「部下を管理する」ことがマネージャーの役割だと思っていた僕は
とにかく自分が知識をつけて部下に教え、その通りにさせることが正義という考えのもと
マネジメントをやってました。
あの人大丈夫?
入社4ヶ月目で右も左もわかってないくせに、一人で何とかしようとばかり考えていた自分は
とにかく結果を出したいがあまりに依頼されたことはすべて引き受けてました。
当然のようにキャパオーバー。俺何してんだろって一人で思ってました。
後日談ですが、部下からはあの人本当に大丈夫?と不安がられていたようです。
ttt人生で一番ショックだった出来事
わからないことをがむしゃらに頑張って1ヶ月経った日のこと。
上司より、
「岩尾君、マネジメントはちょっと難しいからもう一つの仕事に絞って頑張ろう」
僕には「マネジメントできないから、別のこと頑張って」そう聞こえてショックでした。
結果にシビアな会社は1ヶ月で実力を見抜くんだな
ベンチャーの厳しさを痛感した、そんな日でした。
乗り越えたから今がある
がむしゃらにやってもダメだとわかった。大事なのはこれからどうするか。
とにかく任されたことをやるきること。
でもそれだけでは認められない。そう思った自分は無意識に上司の仕事を奪うことを
考えました。
今思い返すと、シンプルに自分が上司の立場になった時部下がその行動をとってくれると
嬉しいからです。
自分が気づいたことは、
・仕事の視点が変わる(視座が上がる)
・与えられるより自分からもらいに行くことでアピールにもなる
・上司から頼られるようになる
結果論ですが、上司の仕事を奪うとメリットしかなかったです。
そんな姿勢が評価されたのか、経営課題であった採用の責任者に抜擢してもらい
その姿勢を曲げることなくやり続けたからこそ結果を出すことができました。
自分にかかわる部下全員に挑戦の場を
採用チームをマネジメントしてからマネジメントの型を見つけたような気がしてます。
そんな自分のマネジメント戦略のひとつとして、チャレンジ精神を大事にしてます。
部下が提案してきたものに対して、真っ向から潰すのではなく
「よし、やってみよう。最悪失敗しても俺が責任取るからおもいっきりやってこい」
こんな言葉をよく伝えてました。
福祉系のイベントに出席したときも、部下が2か月考えてきた案に対して
お客さんはどんな導線でうちのブースを通る?
客層はどの年代が多いだろう?どんな打ち出し方をすれば目に留まるのかな?
とにかく考えさせて、泥臭く検証し準備を重ねていきました。
結果は180店舗で1番の来客数を獲得。帰り際、部下も結果を出したことに
ニコニコしながら話していたのを覚えてます。
挑戦する場を提供できるのは残念ながら平等ではない
自分のマネジメントスタイルは「とにかく経験させること」
物足りなくなったら上司の仕事を奪いに来い。と、一見端から見たら昭和かな?と思う
やり方です。
何を思われようがいい。ただ僕と一緒に働く人は絶対後悔してほしくないし
苦しいけど正しく努力すれば報われることを知ってほしいし、
たったほんの少し小さな結果でもどれだけ考えて行動したかで
喜びの量は変わってくると考えてます。
大きくて登るのも一苦労な山にしがみついて頑張って登ろうとしている人には
僕はたくさん挑戦する場を与えたいと思ってます。
シンプルに頑張っている部下はかわいいです。
そんな親心のようなマネジメントで今後も部下と接するつもりです。
これに対して僕が部下に対して求める最高の結果は
「上司を超えること」です。
自分のマネジメントした部下が自分以上の能力を身につけ、活躍していく姿は誇らしい。
そんな部下が一人でも多く僕の元で生まれるように頑張っていきます。
岩尾幸太

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