2026.04.05

営業が一番いやだった男が、運営課長として「人として成長した」と語るまで──稲田×吉村の本音トーク

こんにちは。株式会社ttt人事部 部長の稲田です。

今回は運営部課長の吉村さんと対談形式でお届けします。

「営業だけは絶対いやです」と面接で言い切った男が、まさかの営業配属。月次MTGではボコボコにされ、悔しさで眠れない夜もあった。それでも一ミリも辞めようとは思わなかった。

そんな吉村さんが今、運営課長として「人として成長した」と語る理由を、本音で聞いてみました。


対談スタート──「吉村さん、tttに来た本当の理由って何だったの?」

マネジメントを学びたい。何者かになりたい。

稲田: 早速だけど、吉村さんがtttに入社した本当の理由って何だったの?

吉村: シンプルに2つあって。まず「マネジメントを学びたかった」っていうのがひとつ。もうひとつは「何者かになりたかった」。

稲田: 何者かになりたい、か。具体的にはどういうイメージ?

吉村: 役職に就きたかったんですよね。会社から求められる人になりたい、頼られたい、認められたい。当時の自分はまだ何も持ってなかったから、そういう存在になれる環境を探してました。

稲田: その「認められたい」っていう感情、めちゃくちゃわかる。僕も入社当初は似たようなこと考えてたから。

「営業だけは嫌です」と言ったのに──まさかの配属

稲田: でもさ、吉村さんって入社前に面白いこと言ってたよね?

吉村: はい。面接の時に堂々と「営業は一番いやです」って伝えました(笑)。違う分野で勝負したいって思ってたんですよ。

稲田: それで蓋を開けてみたら…?

吉村: まさかの営業でした(笑)。でも今振り返ると、あの配属がなかったら今の自分は絶対にいないですね。


月次MTGという名の地獄──「ボコボコにされました」

結果が出ない自分、認められない悔しさ

稲田: 営業時代のことで一番記憶に残ってるのは?

吉村: 間違いなく月次MTGですね。各部署の責任者が集まるミーティングなんですけど、出席する気持ちの割合でいうと「出たくないが10割、出たいが0割」でした。

稲田: 10対0って(笑)。もはや清々しいレベルだね。

吉村: 2回目の月次MTGから本格的にヒアリングが始まって、これがもうめちゃくちゃキツかった。いろんな部署の責任者から指摘をもらって、ボコボコにされるんですよ。

稲田: その時ってどんな心境だったの?

吉村: 「何者かになりたい、認められたい」って思ってるのに、結果が出てない。悔しかったし、嫌だった。ただ、一ミリも辞めようとは思わなかったですね。tttに来た目的がブレなかったから。

社長との対話が全てを変えた──自責から前向きな対策へ

稲田: そこからどうやって這い上がったの?

吉村: 当時、岩尾さんや土井さんともよく話してたんですけど、考え方が一番変わったきっかけは社長との対話でした。

稲田: 社長がどんなことを?

吉村: 社長って根本がポジティブなんですよ。結果が出てないことに対して、詰めたり指摘したりするんじゃなくて、「結果に対して次どう動くか」を一緒に考えてくれるんです。

稲田: 具体的にはどんな話を?

吉村: 「問い合わせ獲得のためにこう動いてみたら?」とか「見学の質をどう上げる?」とか。シンプルにフィードバックをくれるんですよね。「こうした方がいいんじゃない?」って。社長と議論を深めていくうちに「この人といると、やれる気がする」って素直に思えた。

稲田: それって大きいよね。

吉村: そこで気づいたんです。今までの自分は、ただ自責にするだけで対策がわからなかった。「自分のせいだ」で止まってた。でも思考が変わってからは、「できなかったのはここ。だからこう対策すればいいんだ」って前に進めるようになった。

稲田: 月次MTGへの気持ちも変わった?

吉村: 変わりましたね。「出たくないが2割、出たいが8割」に逆転しました。今の自分の部署が客観的にどう見られているかを知りたくなったし、責任者から違った視点でフィードバックをもらえる機会って、この20代で経験できるのはめちゃくちゃ貴重だなって。


「人として成長した期間だった」──営業時代を振り返って

稲田: 改めて、営業時代を振り返るとどんな期間だった?

吉村: tttでいろんな経験をさせてもらってきた中で、それぞれ良い経験はできたんですけど、成長を一番感じたのは間違いなく営業時代でした。お尻を叩いてくれた上司がいて、日々タスクに追われて。苦しかったけど、あの期間がなかったら今の自分はいないです。

稲田: 吉村さんの口からそれが出るって、結構グッとくるね。

吉村: 人として成長した期間だったなって、心からそう思いますね。


課長の肩書を手に入れた瞬間、熱量が消えた

「モチベーションなんてないよ」──吉村流の原動力とは

稲田: 営業時代を乗り越えて課長になったわけだけど、そこからどうだった?

吉村: 正直に言います。課長になったとたん、熱量がポツンと消えました。

稲田: えっ、それは意外。燃え尽き的な?

吉村: というよりも、自分の実力を客観的に理解できたからこそ、「じゃあ次は部長だ、役員だ」ってモチベーションが湧かなかった。かといって課長のままずっとやるのも違う。中途半端な状態だったんですよね。

稲田: なるほど。最近よく介護職員の方から「モチベーションってどうやって保ってるんですか?」って聞かれるって言ってたよね?

吉村: そうなんですよ。福津の施設の職員さんからもよく聞かれます。介護職員の方からすると、自分はちょっと異質な人に見えるみたいで、熱量が高い人って思われてるんですけど。

稲田: で、なんて答えてるの?

吉村: 「モチベーションなんてないよ」って(笑)。

稲田: (笑)。じゃあ吉村さんを動かしてるものって何なの?

吉村: 「自分はこういう人でありたい」っていうゴールがあるんですよ。1年後にはAMGになる、新規事業を持つ、いずれは起業する。大きなゴールを設定しているからこそ、やるしかないんです。モチベーションで動くんじゃなくて、やると決めたからやる。それだけです。

20代を疎かにした人は30代も40代も疎かになる

稲田: その原動力の根っこにあるものって何だろう?

吉村: 自分は20代を仕事中心の生活にしたいと本気で思ってます。20代を疎かにした人は30代も40代も疎かになる気がしていて。市場から必要とされる人間になるために、今この瞬間を全力で使いたい。

稲田: 僕も近い考えだからめちゃくちゃ共感するわ。今しかできない経験ってあるもんね。

吉村: だからこそ運営チームに異動になったことも、マネジメントを学ばせてもらっていることも、全部楽しいんですよ。


運営チームでの新たな挑戦──トラブルの数だけ人間力が上がる

怒鳴られたクレーム対応から、食事に誘われる信頼関係へ

稲田: 運営チームに異動してみて実際どうだった?

吉村: 結論から言うと、自分は新しいことに挑戦するのが好きなんだなって再認識しました。運営チームに入ると、とにかくいろんなトラブルがあるんですよ。

稲田: たとえば?

吉村: 入居者のAさんとBさんの間で人間関係のトラブルがあったり、タバコを吸いたいがために他の方の車を借りてしまう方がいたり。メンタルが弱い方のケアもあるし、ご家族さんのクレーム対応もある。

稲田: クレーム対応で大変だったことは?

吉村: 「手続きが全然できてないじゃないか。全部任せてたのに、なんだその施設は!」って怒鳴られたこともありました。

稲田: それはキツいね…。

吉村: でも、そこから訪問する機会を増やして関わりを深めていったら、今はそのご家族さんから食事に誘われるくらいの信頼関係を築けてるんですよ。

稲田: 怒鳴られた相手から食事に誘われるって、相当すごいことだよ。

吉村: トラブルの数だけ人間力が上がるって、身をもって実感してますね。運営で得られる一番大きなものは、人間性を上げられることだと思います。この人についていきたいって思ってもらえるような人間になることが、マネジメントの土台だと思ってるので。

他のAMGとのディスカッションで感じた「俺よりまだ上や」

稲田: 今の課題って何かある?

吉村: まだまだ経験が足りないですね。他のAMGと話す機会があるんですけど、同じ立場でも違った視点で意見が出てくる。ディスカッションするたびに「俺よりまだ上や」って思うから、悔しいんですよ。

稲田: その悔しさ、吉村さんらしいね。

吉村: 担当施設の経営指標を見ながら監査対策のスケジュール管理を徹底したり、現場のリーダー育成に注力したり。やるべきことは山積みです。でも、それが楽しいんですよね。営業時代と比べると、運営チームの方が正直楽しいです。

稲田: おっ、それは聞き捨てならないね(笑)。理由は?

吉村: 営業時代は上司とパソコンくらいしか向き合ってなかったので(笑)。運営は入居者さんやご家族さん、施設職員、地域の方々。人と人との繋がりをダイレクトに感じられる仕事なんです。


失敗できる環境がtttにはある──心底共感するカルチャー

稲田: tttのカルチャーで一番共感するところは?

吉村: 「失敗の許容」ですね。これは心底共感してます。

稲田: 即答だね。

吉村: 自分は20代を本当に頑張りたい。何者でもない自分が成長するためには、失敗した数だと思ってるんです。失敗できる環境がtttにはある。本当に自分の人生の思考は「失敗の許容」で歩んできたからこそ、このカルチャーに心の底から共感できるんです。

稲田: 僕も入社当初、大きな失敗をして逃げ出しそうになったことがあったけど、tttは失敗を許容してくれた。だからこそ今がある。吉村さんの言葉を聞いて改めて、このカルチャーの大切さを感じるね。


これからの目標──ずば抜けた施設を作り、結果を出し続ける

稲田: 最後にこれからの吉村さんの目標を教えて!

吉村: 会社に恩返しをしたいと思っています。

担当している施設の中で、ずば抜けた施設を作りたい。 当たり前のことをきちんとやり続け、介護の質を上げ、離職率を下げ、定着率を高める。「任せてもらって良かった」と思えるような施設にしたい。

施設長としての経験を積んで、AMGとして動ける存在になっていきたい。

そして、結果を出し続けることを自分の目標にします。

tttという場所で、人との繋がりを大切にしながら、地域にも会社にも貢献できる存在になっていく。
その過程がどれだけ泥臭くても、それが自分にとっての20代の意味だと思っています。


運営部課長 吉村

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