2022.01.01
経営
研究者・証券を経て、介護・経営者世界へ
皆さんはじめまして。株式会社ttt常務の大場です。
このHPでは、僕たちの仕事、社会や人々が抱える課題解決のために考えていることを発信します。
まず自己紹介として、僕が全くの異業種から介護の世界に飛び込み、経営に携わるまでの経緯を話します。
部活・研究・証券。そして介護業界、経営者へ
現在、常務取締役として事業展開や経営計画、採用・人事・集客の頭脳面を担っていますが、元々は体育会系。
中学からソフトテニスを始め、高校では長崎県の強豪校で部活。厳しい環境で毎日の練習と毎週末の遠征。
優勝して当たり前のプレッシャー。自分のせいでチームが負けたのも多々。自信喪失で2回脱走しました。青春の全てをテニスに賭けた高校時代でしたが、とにかく結果に向き合う強さと自分の弱さを知った良い時間でした。
ただ、部活だけで終わらせたくない負けず嫌いさで、引退後はほぼ毎日19時間の受験勉強で、D判定から九州大学に入学。
大学でも結局、ソフトテニス部へ。チームは九州のトップリーグに入れたが敗戦の連続。それでもチームを勝たせたい僕は、自分が勝つことよりも、チームの皆が勝つにはどうしたら良いかを死ぬほど考え、勉強し、それを教える毎日。身体操作の原理から相手の心理分析、それを部員に徹底させることにバカなくらい本気でやっていました。
今思えばその時の体験が素晴らしくて、今の私の仕事や生き方のスタイルにつながっているのかもしれません。
激烈ハードの研究室時代、肌に合わなかった大手
大学院では高分子科学・物理化学で全国的に有名な研究室にて、世界に通用する一流研究者を目指して研究していました。
ただ、実力不足もあって2年半後には心身がボロボロに(倒れる直前は、通学中に涙が止まらない現象が起き、僕は目の乾燥がひどいのかなぐらいでスルーしてました。違いました。笑)。そのまま休学し、のちに自主退学。ただ、今の自分があるのはこの時の大きな失敗のおかげなので感謝しかありません。
大学院中退というハンディを背負ってどう就活しようか悩み、3つのベンチャーで働いていました。半導体系のベンチャーから、画像AIを開発するベンチャー、地域コンサルの3つで働きつつ、最終的に興味を持ったのは、全くの畑違いである証券業界。自分が一番嫌がる営業を自分にやらせよう、世の中を動かす人・金・モノ、情報が最も集約されている分野に行こうと思ったからです。最終的には縁があって、野村證券に入社させて頂きました。
行く以上はトップセールスを目指し、就活中から経営者の方ととにかく会いまくってました。ただ、いざ入社すると、大手特有のルールや縦社会の窮屈さを実感。尊敬する先輩が転職してしまった段階で「大手企業の仕組みは合わない、やるなら仕組みを作る側」にいこう。そんな時、就活時代に知り合っていた内田さんに「事業拡大を一緒にやらない?」とたまたま電話を貰いました。
正直、介護に興味はなかったですが「新聞でよく見る高齢化という日本の社会課題に一回向き合ってみるか」、「内田さんなら色々やらせてもらえるでしょう」ぐらいの理由で、「あ、行きます!」と二つ返事で了承。
急成長ベンチャー。聞こえはいいが、中身は泥臭い課題の連続
tttにきてからは課題の連続。他社の数倍速で成長するベンチャーは、問題の出現も数倍速。だからこそ飽きることなく楽しみ(時に苦しみ)ながらいるのも事実です。これってゲームみたいで楽しくないですか?
そして課題の連続を乗り越え、現在の役職・職責を担い、新たな課題に挑戦しています。
もちろん、入社当時は介護の現場も経験し、人手不足というこの業界の大きな課題にも直面しました。早朝の調理も夜勤も全てやりました。これについては今後のコラムでは、人手不足の課題にもどう対応してきたかももう少し話していければと思います。
Profile
大場真之介(おおば・しんのすけ)
経営企画室 常務取締役
1993年生まれ、長崎県島原市出身。九州大学工学部卒業、同大学院工学府中退。在学中の部活動では個人九州2位。研究では国内学会、国際学会にて受賞歴あり。大学院修了を目前にして、研究の世界から飛び出し、金融業界に路線変更。2019年、野村證券株式会社に入社。2020年1月退社。2020年2月より株式会社ttt入社。異業種での経験と研究で培った論理的思考を軸に、人手不足の介護事業にて採用の仕組みを構築し、事業拡大に従事。現在に至る。
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