2022.12.18

組織

tttの管理部門トップを紹介!(管理部門・取締役本部長 古後)

経営陣・本社社員とともにオフィシャル用に撮影したときの写真(古後拓朗・右)

 

管理部本部長の古後拓朗です。副社長より、「管理部門の雰囲気を外にも伝えたいから、トピックス書いて!」と依頼され、記事執筆に至ります。tttという会社、そして管理部門の雰囲気が伝われば嬉しいです。

 

 

 

成功と失敗の繰り返しの中で

 

tttの採用面接では、幼少期からの経験を問うことがよくあります。幼少期の出来事は、その人の人となり・考え方に大きな影響を与えるためです。

 

私は、どちらかというと真面目・負けず嫌い・少し神経質というよく居る普通の子供でした。幼少期は水泳を習い、継続が得意だったからか、気づけばスクールで学年トップにもなりました。しかし、せっかくトップになれた水泳を、病気で辞めなければならず、これが最初の挫折でした。

 

中学・高校では、運動以外の選択肢の中で、「吹奏楽」という全く違う分野に挑戦。音楽という未知の世界に入りましたが、この経験が良かったです。

 

「自分のでき得る範囲でいい。それを最大限極めよう」と思えるようになり、今もその名残がありますね。

 

 

 

「二兎追うものは一兎も得ず」

 

中学では幸いにも苦労しなかった勉強も、各中学の上位者が集まる高校では、順位という厳しさに初めて直面しました。

 

勉強と部活の両立を図るには「密度の濃い時間をつくる集中」が必要であると学びました。

 

勉強か部活の片方に集中する時は、もう片方は頭から消し去ると決めて過ごした結果、吹奏楽でも全国大会、受験でも九州大学に合格することが出来て、良い成功体験となりました。

 

 

 

しかしながら、大学生活で人生最大の挫折

 

大学4年生の頃。研究室に入り、本格的な研究がスタート。(この研究室の1つ上で直属の先輩が、ttt副社長の大場さんでした。当時から今と変わらずとにかくストイックな人でした。)

 

「せっかくの人生。自分にしかできない事を」との思いで、「論文を世の中に発表する」を目標に頑張りました。

 

大学院も修了し、博士課程に進学。研究生活5年目に念願の論文発表(https://pubs.acs.org/doi/pdf/10.1021/acs.macromol.0c02292)という大きな目標達成で次の目標を失い、負担も大きかった心身は限界に達しました。

 

バーンアウトです。療養のため、休学を決意しました。

 

しばらく経ったころ、横浜で証券マンをしているはずの大場さんが福岡にいることを偶然知り、連絡を取ってみました。

 

研究室で同じバーンアウト経験のある大場さんは、私の状況を心配してくれて、「俺も狭い世界しか知らずに苦しんだけど、研究室の外の世界ってめちゃくちゃ広いから!大丈夫、古後ならどうとでもなるよ!」と言ってくれました。

 

そして、「古後ならプログラミング習得できるっしょ、ウチのシステム作り手伝ってくれない?」とtttのシステム設計のアルバイトを提案してくれました。この偶然の出来事と新たな挑戦が、私の人生の新たなスタートでした。

 

 

 

組織のディフェンダーとして

 

tttでアルバイトを始めた一番の感想は「プログラミングやシステム設計に初挑戦し、新しく習得できる。結果が出れば喜ぶ人、助かる人がいて、給料も貰えるって不思議な感覚。」でした。大学の研究は自分が学費を払って、研究し、結果が求められる世界だったからなおさらですね(笑)

 

半年が経ち、就職活動を考えていた頃、内田社長から「会社の中でディフェンダーとして古後君の力が必要。一緒に会社を大きくしていこう。」と言葉を貰いました。

 

魅力的で勢いのあるフォワードとしての内田社長、司令塔として組織の頭脳面を担うミッドフィールダーの大場副社長、この中でディフェンダーとして会社を支える役割を自分が全うできればうまくいく、その確信からtttに正式に入社することに決めました。

 

 

 

~最後に~ 仕事で100点を目指すこと

 

tttに正式入社して、1年半。組織のディフェンダーともとれる管理部のバックオフィス業務は、一般的にミスが出来ない役割とイメージされますし、実際、ミスが与える影響は会社全体や顧客・取引先・従業員と多大です。

 

しかし、その中で私が意識するのは、「100点を取って当たり前と思わないこと」です。

 

小、中、高、大学と学校のテストや受験。数々の試験を受けてきたと思いますが、「すべて100点を取って当たり前」と思ってきた人はいないと思います。もしその考え方をすれば、相当苦しいだろうなということが想像できます。

 

しかし、なぜか仕事となると自身も周りも100点を取って当たり前という認識になってしまいませんか?

 

私はこの考え方だらけの人がいるところで仕事するって自分も怖くてミスができないし、他人のミスがストレスだろうし、誰も幸せではないだろうなと思います。

 

組織の中で仕事をしていくには、一人ひとりが100点満点の完璧な業務遂行を行うのではなく、もちろんまずは合格点以上にし、そこから組織全体で満点を目指して作り上げていく事が重要です。ミス無くの意識も重要ですが、機械ではないので人は誰しも失敗があります。

 

「成功と失敗の繰り返しの中で」

 

失敗も皆で受け入れながら、一緒に成長していく事が出来る。そのような組織を私は目指しています。以上、私の紹介でした。

 

取締役管理本部長 古後拓朗

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