2026.11.06

仲間の物語

心臓手術室から介護の現場へ!医療のプロが「未経験歓迎・施設長」の求人に飛び込んだ理由

株式会社ttt 採用マーケターの竹内です!

 

今回は、『国内トップクラスの循環器専門病院から介護業界へ転職』したエリアマネージャーにインタビューしてみました!

 

転職には不安がつきもの。さらに医療現場からまったく未経験の介護業界への転職は、さまざまな不安や葛藤があると思います。そこで今回は、実際に心臓手術室の最前線から介護の世界へ飛び込んだエリアマネージャーの河野さんにインタビューしてみました。

 

「国内トップクラスの病院を辞めることに抵抗はなかった?」

「”未経験歓迎・施設長”って、正直怪しくなかった?」

「ぶっちゃけ転職に後悔したことはある?」

 

医療業界からの転職や、未経験の業界への転職を考えている方の背中を押せる記事になれば幸いです!

 

 

──自己紹介をお願いします!

 

竹内:エリアマネージャーの河野さんにお話を伺います!まずは自己紹介をお願いします!

 

河野:こんにちは!株式会社tttでエリアマネージャーを務めている河野充博です。1996年、鹿児島県生まれです。現在は複数施設の組織づくりや、現場の働きやすさを高めるための仕組みづくり、日々の課題解決などを担当しています。

 

竹内:河野さんの経歴が本当にすごくて…。心臓の手術室から営業、そして介護のエリアマネージャーって、振り幅がとんでもないですよね。笑

 

河野:自分でも不思議なキャリアだと思います。笑 でも根っこにある想いはずっと同じで、「人を動かす仕組みをつくりたい」ということなんです。

 

 

──国内トップクラスの循環器専門病院から、なぜ転職を?

 

竹内:高校卒業後に医療の道を選んで、国内トップクラスの循環器専門病院に就職されたんですよね。入社2年目で心臓のハイブリッド手術室を担当って、かなりエリートコースだと思うんですが、どうして転職を?

 

河野:高校時代に「時代が変わっても絶対になくならない仕事って何だろう?」と考えて医療を選びました。実際、手術室では一刻を争う大動脈解離のステント留置術や心臓弁手術に立ち会い、医師から叱咤激励を浴びながら必死で食らいつく毎日で。心臓MRIの研究にも没頭する、本当に濃密な日々でした。

 

竹内:命の最前線ですよね…。そこをやり切ったからこそ、次のステージが見えたということですか?

 

河野:まさにそうです。医療現場をやり切ったからこそ、「病院の中だけじゃなくて、広く社会で通用するビジネスパーソンになりたい」という思いが芽生えたんです。特に、「世の中で一番難しくて、一番価値があるのは”人を動かすこと”なんじゃないか?」という問いをずっと抱えていて。20代のうちにマネジメントを身につけたいと考えて、まずは社会を知るために求人広告の営業会社へ転職しました。

 

竹内:医療現場で命に向き合った経験があるからこそ、「人」に対する解像度がここまで高いんですね。

 

 

──「未経験歓迎・施設長」の求人、怪しくなかったですか?笑

 

竹内:で、求人広告の営業をしている中でtttを見つけたんですよね?「未経験歓迎・施設長候補」って…正直、怪しくなかったですか?笑

 

河野:**怪しさ半分、純粋な興味が半分**でした。笑 「どんな会社なのか話だけ聞いてみよう」と、冷やかし半分で1次面接を受けたんです。

 

竹内:冷やかし半分…!笑 そこから入社まで、何がそんなに心を動かしたんですか?

 

河野:2次面接で当時の副社長から語られた内容が衝撃的だったんです。精神論や単なる熱気じゃなくて、**「ロジカル」「再現性」「仕組み化」を徹底した、極めて合理的な経営戦略**だった。介護業界に対するイメージが完全に覆されました。その圧倒的な説得力と理にかなったビジョンに完全に呑み込まれて、気がつけばtttへ導かれていました。

 

竹内:「冷やかし半分」で来た人が、面接で完全に引き込まれるって…。tttの面接の説得力、本当にすごいですよね。

 

 

 

──入社後すぐに200名対応・30名採用。でもその後に届いた「退職のSOS」

 

竹内:入社後はどんな仕事を任されたんですか?

 

河野:最初に任されたのは六本松館の立ち上げ採用でした。当時のtttにはIndeedの課金運用という概念すらなくて。新聞折込、ハローワーク、手探りであらゆる手を尽くして、**3か月で200名の応募対応、90名面接、30名の新規採用**を達成しました。

 

竹内:3か月で200名の応募対応…!数字だけで圧倒されます。でも、その後に大きな転機があったんですよね。

 

河野:はい。新しい仲間を現場へ送り出してやりがいを感じていたんですが、営業として別部署へ異動した後のことです。僕の社用携帯に、採用面接以来連絡を取っていなかった職員さんから短いメッセージが届きました。

 

**「河野さん、面接の時はあんなに熱く語り合ったのに、ごめんなさい。もう心も体も限界です。退職させてください。」**

 

竹内:…それは辛い。

 

河野:鈍器で頭を殴られたような衝撃でした。同じ方向を向いて頑張ろうと約束した仲間からの、遅すぎるSOS。現場から離れた僕には何もできない。携帯を握りしめて、無力感と悔しさで胸が張り裂けそうでした。

 

竹内:その経験が、河野さんを現場人事へ向かわせたんですね。

 

河野:「どんなに採用したって、現場が回らず辞めていけば意味がない。**人が辞めるのを個人の弱さにしてはいけない。現場を守る”仕組み”がない組織の責任だ**」。そう確信して、自ら志願して現場人事へ異動しました。

 

 

──離職率30%低減。「仕組み化」で現場を変えた方法とは?

 

竹内:当時のtttは急拡大の渦中で、離職率が高い状態だったと聞いています。河野さんは具体的にどうやって現場を変えていったんですか?

 

河野:現場の声を聞くと理由は明白でした。上司に言いたいことがあっても伝える場がなく、退職理由すら集計されていない。**完全な属人化**だったんです。僕は感情論を捨てて、徹底的な仕組み化を進めました。

 

OJTの一新

 

河野:まず、「見て覚えて」を廃止しました。習得項目をチェック方式で標準化して、誰が教えても同じレベルのOJTができる仕組みをつくったんです。

 

竹内:「見て覚えて」が当たり前の業界で、それを変えるのはかなり大きな改革ですよね。

 

月次面談の義務化

 

河野:次に、毎月必ず1対1で本音を吐き出せる対話の場を設計しました。あのメッセージのような「遅すぎるSOS」を二度と生まないために、定期的に声を拾い上げる仕組みが必要だったんです。

 

竹内:あのメッセージの経験が、ここに直結しているんですね。

 

退職理由の分析と改善

 

河野:そして、辞めていく理由をデータ化して、組織の歪みを即座に現場へフィードバックする仕組みをつくりました。感覚ではなくデータで語ることで、改善のスピードが格段に上がりました。

 

竹内:結果として離職率が約30%低減。医療現場で培った「エビデンスに基づく判断」が、介護の組織改革にも活きているんですね。

 

河野:ただ、仕組みを施設長へ落とし込むうちに、「外から口を出すだけじゃ足りない。僕自身が現場の奥深くまで入り込んで、あらゆる課題をこの手で解決したい」という衝動が抑えられなくなって。会社へ上申して、エリアマネージャーへと名乗りを上げました。

 

 

──正論でサ責を泣かせてしまった日。マネジメントの本当の難しさ

 

竹内:エリアマネージャーになってからは順調でしたか?

 

河野:いや、全然です。笑 最初に直面したのは想像を絶する「立ち上げの壁」でした。門司館のオープニングはまさにカオスで。自ら上申して「採用を施設側で持つ」体制へ変更して、自分たちで採用し、自分たちでチームを作る大きな責任を背負いました。

 

竹内:それは相当なプレッシャーですね…。

 

河野:夜勤の実態を知るために朝から翌朝までぶっ続けで現場に入って、内田社長から「河野くん、白髪増えたね!」と笑われるほど。笑 そんな余裕のなさから、僕は大きな失敗を犯しました。現場を良くしたい一心で、良かれと思って**「正論」ばかりを突きつけて、サービス提供責任者を泣かせてしまった**んです。

 

竹内:…それは辛い経験ですね。

 

河野:**「正論で人を追い詰めて、何がマネジメントだ」**。痛烈な自己嫌悪の中で、気づきました。マネジメントとは、僕が完璧な指示で現場をコントロールすることじゃない。**現場の仲間を信じて、彼ら自身が考え、立ち上がるための環境を裏から支えること**なのだと。

 

竹内:医療の最前線で命に向き合ってきた人が「正論だけじゃダメだ」と気づく瞬間って、ものすごく深い学びですよね。その経験があるからこそ、今の河野さんのマネジメントスタイルがあるんだと思います。

 

 

──「何者でもなかった仲間」が成長していく喜び

 

竹内:エリアマネージャーとして一番嬉しい瞬間って、どんな時ですか?

 

河野:共に泥水をすすった仲間たちが、2年、3年という時を経て見違えるように成長していく姿を見ることです。採用面接で出会った時は、かつての僕と同じように**「何者でもない普通の人」**だった。それが今では、通所介護の管理者になり、訪問介護の管理者になり、施設のリーダーや施設長へと駆け上がっていく。

 

竹内:何者でもなかった人が「何者か」になっていく。すごく良い言葉ですね。

 

河野:僕が別のエリアを担当している間に、風の噂で「あの施設は今、独自の素晴らしい取り組みをしているらしい」「離職率が劇的に下がって、笑顔の絶えない施設になった」と耳に入ってくるんです。再びそのエリアを担当した時に、かつては悩みに押しつぶされそうだった施設長たちが「次はこう解決したいんです」と笑って前向きに立ち向かっている。その成長を感じた時、自分のこと以上に嬉しくてたまらなくなります。

 

竹内:「口出しを我慢して手放した余白の中で、人が育つ」。正論でサ責を泣かせてしまった経験があるからこそ、たどり着いた境地ですね。

 

河野:**これがマネジメントの本当の面白さ**なのだと知りました。

 

 

──今後のキャリアプランを教えてください!

 

竹内:河野さんの今後のキャリアプランを教えてください!

 

河野:僕の役割は、**経営の「理想」と現場の「リアル」を繋ぐ架け橋**になることだと思っています。内田社長が掲げる「介護ゼロ計画」のような壮大な構想を、僕自身がゼロから思いつくわけではありません。でも、社長が掲げる高い旗を見失わず、同時に現場のスタッフが日々流す汗や本音を一つ残らず拾い上げて繋ぎ合わせる。起きた課題に感謝し仕組みで解決する──**Thanks to Trouble**。それが僕の仕事です。

 

竹内:tttの社名の由来でもある「Thanks to Trouble」を、まさに体現しているキャリアですね。

 

河野:職員が豊かに働いて心に余白を持てるからこそ、その溢れた優しさが「おすそ分け」として利用者様へ還元される。社長のビジョンを決して絵空事で終わらせず、**現場から一つひとつ仕組みを変えて、人が人らしく生きられる未来を必ず創り上げたい**です。

 

竹内:これだけの経験と覚悟を持ったエリアマネージャーがいるttt、本当に心強いです…!

 

 

──介護業界への転職を考えている方へ一言!

 

竹内:最後に、介護業界への転職を考えている方にメッセージをお願いします!

 

河野:僕は介護経験ゼロ、施設運営の知識もゼロで飛び込みました。正直、綺麗事など一切通用しない現場で、数え切れない失敗もしました。でも、**人の人生に深く関われるこの仕事には、他では味わえない喜びと成長がある**と断言できます。

 

自分の人生を自分で選ぶ楽しさを、ここで働く仲間にも、施設で暮らす利用者様にも味わい尽くしてほしい。そういう想いを持てる方なら、経験の有無は関係ありません。ぜひ一歩を踏み出してみてください!

 

竹内:力強いメッセージですね。ありがとうございました!

 

 

今回は、心臓手術室の最前線から介護業界へ転職したエリアマネージャーにインタビューしてみました!

 

「介護業界に興味はあるけど未経験で不安…」

「マネジメントに挑戦したいけど自信がない…」

「転職して本当にうまくいくか心配…」

 

転職を考えているけど不安や葛藤があってなかなか踏み切れない。そんな方にとってこの記事が判断材料の一つになれば嬉しいです!

 

tttでは、河野さんのように未経験から挑戦する人を全力で応援しています。「新しい環境で成長したい」「人の人生に深く関わる仕事がしたい」と思った方は、ぜひ選考に進んでみてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

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