2023.07.06
組織
「俺だって人生で逃げたこと何度もあります」副社長のペーペー時代。
「もうダメだ、、、」と思う瞬間。挑戦してれば、そんな経験ってありますよね?
僕のそれは高校時代。ソフトテニス部にいた僕は2回逃げたことがあります。
逃げ出した
高校1年の時、秋の県大会・団体戦決勝。前年まで、確か8連覇ぐらいしてた大会。
「8連覇を止めてしまったらどうしよう。」
結果は、自分が負けて、チームは負けて、連覇は終了。心が折れ、翌日の練習は無断で休みました。学校も休んで、家で隠れるように寝てました。もう部活辞めようと思ってました。
「こんなに人に迷惑をかける、チームに迷惑をかけるのは、もう無理だ。耐えられない。」「部活じゃなくて、勝ち負けを気にしないチームぐらいがきっと自分は楽しんで成長できる」
監督が家まで来た
普段から無口で怖い監督でしたが、言われたことはいつもの厳しい口調でシンプルに。
監督「今すぐお前が勝つなんて思ってない。勘違いもはなはだしい。ただ、いつか勝てばいい。」と言われました。
監督「とりあえず部活来い」
大場「はい」
僕も単純です。”つべこべ考えない単純さ”があったからこそ今があります。
まだあります。激ダサの仮病事件。
その半年後。九州各県の1位・2位が集まる団体リーグ戦。全部で10試合ぐらい。ほぼ全て負けて心が折れました。
「負けて、監督に怒られて、チームにも迷惑かけて。すぐに次の試合。これを二日間。」
もう試合が怖くて、試合中、「ミスする度に、バレバレの嘘の咳を連発する」という体調悪いアピールに逃げました。
「体調が悪いから許して欲しい」。高校生ながらに考えた怖さや責任から逃れる策。まあチーム全員にばれてましたけどね。大人になった今、当時のことは先輩にも同期にも笑ってイジられます。キャプテンだった先輩は当時、ベンチでブチぎれていたらしいです。
「ほんと弱かったな」
部活をやる中で「結果を出す」「絶対に強くなる」ってずっと言ってたのに、いざ困難や結果を前にすると、手のひらを返して逃げたくなる”人としての弱さ”をいっぱい経験しました。
他にも、試合で勝つようになって、逆に慢心して天狗になる時期もありました。散々お世話になった監督をなめたり、気にかけてくれる同期に反抗したり、と人としてダサいこともやりました。
「ほんと何もわかってなかったな。弱かったな」。大学で自分がチームを作る立場になったとき、気付きました。この経験がその後にも、今にも繋がっています。
「逃げてもいい」。乗り超えるためにも
人は完璧ではなく、全ての人が弱さを持っています。ただ、自分の弱さと人生のどのタイミングで向き合ったかです。大人になってからでも全然良いと思います。
「辞めたい」「逃げたい」「もうダメだ」「何かのせいにしたい」と思う瞬間は絶対にあります。ただ、それが人間の変化を拒絶しようとしてる証拠。逆を言えば、変化と成長の合図です。
「開き直るもいい。逃げてもいい」。時にはこう思って、その辛い瞬間を乗り越えられるのであれば、僕は良い方法だと思います。結局、どんな方法でもいい。乗り越えさえすれば、気付けば成長してるから。そのときの事すら、後には良い思い出になってるから。まあ、体だけは大事にね。笑
最後に、tttの失敗許容システム
当社は、この記事のような情けない失敗エピソードを集めて保管してるシステムがあります。社長のも、他の役員のも。本部長・部長クラス。優秀なあの人のも。社内で共有し、いつでも辞書を引くように見れるようにしています。
これぐらい、組織として「失敗を許容すること」を大事にしています。それがあるから「失敗しそう」、「心が折れそう」になるような挑戦を、皆が少しでも怖くなくなるように。楽しく思えるように組織作りをしています。
副社長 大場
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